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旅×アートの相互作用

絵画鑑賞、美術館訪問は旅の主要なテーマの一つです。
ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエロ、あるいはモネやブリューゲル、ゴッホなど
お気に入りの絵画を現地で見たい。
そしてその国の空気を感じ、時には絵画が描かれた場所に行ってみたい。

イタリア生まれのダ・ヴィンチはもちろんその国の風土の中で育ちましたから、
彼の作品や思考には間違いなく、イタリアの明るい太陽や奔放な空気が影響しているはずです。
そして晩年を過ごしたフランスの宮廷の空気もまた、彼の人生や創作活動にインスピレーションを与えているでしょう。

オランダ人のゴッホはフランスの、とくに南仏プロヴァンスの強烈な太陽のもとで創作しました。
その強烈な光や空気は画家の作品はもちろん、
メンタルにも大きな影響を与えたこともよく知られています。

バレエやオペラなどの舞台芸術、クラシックも然り。
絵画と違い、バレエはバレエ、オペラはオペラ、クラシックはクラシックと、
意外とそう考えられがちなところもありますが、
人が実際にパフォーマンスを行う舞台芸術こそ、
その国の文化を感じる「のぞき窓」かもしれません。

例えばパリ・オペラ座バレエ団を語るうえでフランスの歴史や空気、風土は欠かせませんし、
ましてやそこで踊るダンサー達はパリやフランスの空気の中で生きている人々です。
それはロンドンを本拠地とする英国ロイヤル・オペラ・ハウスのダンサーたちも同じ。
バレエ団や楽団は多様な国から人が集まる多国籍の集団ですが
「パリ」「ロンドン」など、その国、その街の空気のなかで繋がっています。

さらにバレエやオペラの原作を紐解き、
その作品の成り立ちや作家、作曲家のバックグラウンドを知ることは
作品の理解を深めることはもちろん、
その国を訪れたときに感じる旅の面白さにも彩を添えることになるでしょう。

その国を知ることはその国の文化・芸術をより一層深く知り、
より面白くなることにつながる。

このサイトは旅を通してアートにアプローチする一方、
アートを通して旅にもアプローチしていきます。

そしてアートは絵画、音楽、舞踊だけではありません。
自然の造形も時にはアートであり、
生活のちょっとした楽しみ方にもアートは潜んでいます。
そんなあらゆる「アート」にも、ふれていきたいと思います。

Writer
Tomo Nishi ポートフォリオ

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